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メルド (''Meld'') は、イギリス産の競走馬、繁殖牝馬。イギリスクラシック牝馬三冠馬の一頭。 == 経歴 == === 競走馬時代 === メルドは1954年9月末に競走馬としてデビューした〔当初は夏にデビューする予定であったが、怪我のためにデビューが遅れた〕。デビュー戦は2着に終わり、2戦目で初勝利を挙げたメルドはこの年のシーズンを終えた。 翌1955年4月末、メルドは前哨戦に出走することなくイギリスクラシック牝馬三冠第1戦の1000ギニーに出走〔メルドがこのようなローテーションをとった背景には、「ケチなレースに出走させて下品な相手とレースをさせたくない」という馬主の意向があったとされる。〕。メルドはまだ目立つ活躍をしていなかったにもかかわらずブックメーカーによって本命視され、11:4というオッズが提示された。レースではスタートで出遅れたもののレース半ばで先頭を進んでいたエバーレディに並びかけ、そのまま同馬とのマッチレースを制し優勝した。続いて翌5月末にオークスに出走(ブックメーカーが提示したオッズは7:4で本命)。2着に6馬身の着差をつけて優勝した。レース後、記念撮影に臨んだメルドの息はまったく乱れていなかったといわれる。7月半ばに出走したコロネーションステークスで優勝したメルドは8月に入って当時イギリスで流行した咳の発作に苦しめられた。そのためイギリスクラシック牝馬三冠達成をかけたセントレジャーステークスには療養によるブランクを経て出走することになったが、ブックメーカーによるオッズは11:10と最も高いものであった。レースでは最後方から徐々に前方へ進出し、直線でヌクレウスとの競り合いを3/4馬身差で制して優勝。イギリスクラシック牝馬三冠を達成した〔なお、ヌクレウスに騎乗していたレスター・ピゴットはレース後メルドの進路妨害を裁決委員会に訴えたが却下された。〕。なお三冠達成の数日後、メルドは再び咳の発作を起こし、競走馬を引退した。この年にジョッキークラブが発表した3歳フリーハンデでは牡馬のアクロポリスを抑え、133ポンドと最も高い評価を得た。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メルド (競走馬)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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